森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

チョウトンボ

2010年07月30日 | 自然観察日記
水辺の好きなトンボで水面上か直ぐそばで優雅に舞っています。しかし、縄張りがあるのでしょうときどきいさかいあう2匹が激しく追いかけあっています。水気の少ない庭でよく見かけるハグロトンボよりは翅は幅広です。自然度が高くなってくると見られるトンボではないかと思いますから公園の里山フイールドミュージアムは着実に自然度が回復してきているのではないかと思っています。

オオイトトンボ

2010年07月30日 | 自然観察日記
アオイトトンボといいそうですが、種名はオオイトトンボだそうです。しかし、他のイトトンボに比べて大きさは余り変わりません。2匹がいますが前の個体は雄、後ろが雌ということになるのですが雄が緑色に近く、雌が青色になっています。トンボの世界も奥が深くてなかなか全体を理解することが難しいものです。このイトトンボ、キイトトンボと同様に里山の湿地には沢山生息していて、今は彼らの天国ですね。

ヤンマのヤゴ

2010年07月30日 | 自然観察日記
オニヤンマでしょうかヤゴの抜け殻が細いせせらぎの脇に生えていた草の先に止まっていました。大きさ6―7cm。他のトンボ類に比べ格段の大きさです。僅かな水の流れしかない川ですが、こんな中にも豊かな生き物の世界があるのだなぁと関心させられました。いったいこれまで大きくなったのは何を食べていたのか不思議に思います。