タマバシロヨメナという野菊が晩秋に花をよく見ます。糸魚川にもそれがあるのかと思いきや、葉の形がかなり違います。これではとても「玉葉」とはいえない状態です。ほかの特徴はよく似ているのですが・・。持ち帰っての調べでは、太平洋側に分布するシロヨメナの変種(葉が細長くなく丸み帯びる。日本海側に分布する)をタマバシロヨメナとするのだそうです。とするとこれは基本種のシロヨメナとしたほうがいいのでしょう。あいにくこの日私が歩いた狭い範囲では「タマバ」は見られませんでしたが、多くの南方系種が糸魚川近辺にあるという例に違わずシロヨメナもこの当たりには生育すると考えたほうがいいようです。