標高が低いともう終わっているワタスゲがちょうど見ごろを迎えていました。量は決して多くはありませんが3段になっている小松原湿原の各湿原に平均的に出現します。緑色の湿原に白いワタスゲは絵になります。遠目でもそれと分かり、いかにも高原を旅する雰囲気を醸し出してくれます。ちょっといい気分・・・。
綿帽子は実は花の後の果実期の状態です。ですから花を知っている人はほとんどいませんね。この絵も実は花が終わって果実の毛がの伸び始めた状態ですから「花」という訳にはいきませんが、なんとなく花のイメージを持ってもらうために載せました。私もどれが雄しべでどれが雌しべか指摘できない状態ですからかなり無責任ですが、花に最も近い状態かなと探したのがこれでした。湿原内を歩き回ることができませんから木道沿いで探したのですよ。