先日、福島のイカリソウを載せましたが地元のトキワイカリソウが目に留まりました。丘陵公園の里山フィールドミュージアムにもたくさんのイカリソウが自生しています。カタクリの後を引き継いでユキツバキとともに里山を飾るのですが、至る所にあるにもかかわらず大きな群落をつくらないということもあってか、小さな話題にはなっても主役にはなれない花ですね。トキワイカリソウですから越冬する葉がしっかり付いています。雪国に適応した形で、暖かい雪に覆われて厳しい冬を過ごし、雪が消えたわずかな時間を利用して栄養を作るしたたかな戦略です。
イカリソウの花はとても特徴的です。また、名前がピタリとその造形にあっていてなかなかいいですね。しかし、どうしてこのような形状の花弁を作る必要があったのかという疑問にたいして、有効な説明が見当たりません。マルハナバチなどのポリネーターを引き付けるための形状なのでしょうが、特別成功しているようでもありません。きっと、何か合理的な説明があるとおもいますがそれを意識しながら観察を続けることになります。