森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ミズナラの樹形

2014年05月20日 | 自然観察日記
上州は空っ風が名物。赤城おろしが強いのでしょうか。赤城の大沼近くのミズナラの樹形がとても面白くカメラを構えてみました。越後でもミズナラは良く見ますが、こういう枝ぶりの樹は印象がありません。赤城山の上部は雪の降る場所ですが、雪の越後を考えればあまり雪のせいで生じた樹形とも考えられません。強い風のせいでしょうね。

ヤドリギ

2014年05月20日 | 自然観察日記
赤城の山はヤドリギが目立つ山でした。宿主は確認していませんがいくつかの種に寄生している感じです。越後でも奥山でブナに寄生しているヤドリギを見ることはあるのですが、それほど多くあるようにまみえません。少なくとも長岡周辺の低山帯で見たことはありません。冬鳥のヒレンジャクとヤドリギの関係が有名ですが、ヒレンジャクが多く飛来するかしないかなどと関係があるのでしょうか。

サクラに付いたヤドリギ

2014年05月20日 | 自然観察日記
これも長野で見たヤドリギです。花の盛りのサクラの木についていました。寄生する樹を選ばないのでしょうか?観察している樹は少ないのでとてもとても断言できることはできませんが、どんな樹にヤドリギがつくのか?こんなことを気にかけながら自然観察をするのも楽しみの一つ、きっと取りつきやすい樹や逆に取り付けない樹があると思います。