高速を降りて雑木林を走り始めた時に目に飛び込んできたきれいな芽生えです。車を止めて少し藪の中に踏み込んで正体を見定めました。さて、何の芽生えだろう?あれこれ思いめぐらせて、「ヒトツバカエデ!」という結論です。葉が対生であることからカエデ科を連想し、葉の様子から切れ込みがない種はヒトツバカエデ・・・。それはそうと実にいい色ですね。何とも言えない春の色彩です。しばらく見入ってしまいました。
この樹は?その場ではどうしても思い出せないと言いますか結びつけることが出来なくて持ち帰って調べることになりました。結論はサワグルミ。しかし、あった場所が飯綱のある集落の道路わき。今までサワグルミを見ている環境には程遠いような場所ですから半信半疑の点がありますが、いくつかの特徴でサワグルミと判断しました。サワグルミの花序をこれほど近い目線で見ることも珍しいので貴重な体験をしたようです。(中国由来のシナサワグルミというのがあるそうで、街路樹などでも使われるのだそうです。この種かもしれません。)