森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

長野 飯綱 袖之山のシダレザクラ

2014年05月21日 | 自然観察日記
サクラといえば今年はいろいろなところでサクラの観察やら花見を楽しみました。その中で、印象に残ったサクラの大木の一つがこのシダレザクラ。エドヒガンの一種で樹齢300年以上とされる古木です。樹高はそれほどありませんが幹の太さが圧巻でした。

長野 飯綱 地蔵久保のオオヤマザクラ

2014年05月21日 | 自然観察日記
長野県の飯綱町には桜の銘木がいくつかあって今年こそは巡ってきた次第です。いづれも単木ですが一見の価値はあると思います。地蔵久保のオオヤマザクラです。あいにく満開のタイミングを逃してしまい、それは次回の楽しみということにしておきますが、オオヤマザクラとしては私が見た最大級の大きさです。樹齢130年程度とか。

エドヒガンの花筒

2014年05月21日 | 自然観察日記
サクラの種類は非常に多くあるようですが、自生する種はそれほどありません。シダレザクラは野生種のエドヒガンの一つの品種とされます。エドヒガンの特徴は花筒が丸く膨らむこと。多くの品種がありますが、どれをとってもこの性質は受け継いでいるようでここを見ればその血を引いていることがわかります。

オオヤマザクラの花軸

2014年05月21日 | 自然観察日記
オオヤマザクラは自生する種で比較的高所でみられます。桃色の強い色彩で自生する桜の中ではあでやかな感じです。オオヤマザクラの特徴の一つが花の付き方にあ地ます。花序に柄がありません。複数の花は皆同じところから出ています。ヤマザクラ系のサクラは花序に柄があるためここで区別できます。