尾状花序が目立つ高木がありました。一応カメラに収めて後で調べることにして参考になりそうなショットを数枚。これはこずえの様子です。なにしろ高木ですから、先端の細かな様子がわからないのが残念です。手の届く範囲で花がついているような枝もありません。
何枚かとってきた写真を拡大しながら特定できそうな形質を見つけました。昨年の果実が残っていました。カバノキ科の仲間でヤマハンノキと思われます。山地に普通にあるものはケヤマハンノキですからここではこれにしておきます。もっと尾状状花序は長く伸びるはずですが、この時はまだ伸び始めたばかりの季節。雌花の確認も像がボケてできません。葉の展開した頃に再び来る機会もありそうですから、それまでの宿題にしておきます。