長野は言わずと知れたリンゴの産地。桃が混じるリンゴ畑を車で走りながら、春の風情を楽しみました。リンゴの花は白いものと思い込んでいるところに、突然現れた異様な樹。後続車がいるのも忘れて広くもない道に車を止めたら後ろからブーイングを受けてしまいました。それでも近くの幅が広い場所に車を止め、正体を確かめて事情を悟りました。一瞬、「リンゴの木にモモが接ぎ木してある?」と思ったのですが、赤い花はリンゴの花でした。リンゴにモモが接げるはずはないとはわかっていても、赤いリンゴの花を知らないととんだ勘違いを起こしてしまいます。赤いリンゴの花があるのだとこの時知った次第です。おそらく新しい品種のリンゴの枝を古い樹に接ぎ木して更新作業の途中なのでしょう。どんな品種なのでしょうか?知りたいものですね、果肉も赤いかもしれません。