ミクリ

エコミュージアムから小一時間、長岡市の外れ栃尾地区に道院高原があります。そこにも立ち寄り雨模様の中誰もいない高原の散策路を歩いた時の観察記録です。駐車場の脇にあった池に一部植栽された種も見受けられましたが、自生の種もあっていくつかの発見がありました。
その中の一つがミクリ。久しぶりにきれいなミクリの実を観察しました。まさに「栗」のような青い実、言い得て妙の種ですね。もう熟して褐色になり崩れ落ちている果実もあり、こういう状態のミクリは初めての気がします。山間の沼などに時々見つかる多年草ですが近年非常に少なくなってきています。

ミクリの熟した実

ミクリの熟した実が崩れていく途中の状態です。くちばしが曲がった鳥の頭のような種子が印象的です。種子にはがく片でしょうか最後まで種子に付着して脱落していくようです。