里山の整備をしているといろいろな発見があります。下草狩りをしていると見慣れているようなそれでいて「はて何だっけ?」ということもしばしば。目の前にスーッと伸びた幼木があって一瞬「?」。キハダのようでいて普段見ている印象が異なります。理由ははっきりしませんが印象が違う!若い木を切った後に出た萌芽がいきよいよく伸びてきたもののようです。
違和感を持った最大の理由は葉の大きさのようです。すごく立派な複葉で小葉の幅が非常に大きいように思いました。ヒロハキハダという名前を付けて品種レベルでしょうが区別する向きもあるようですから、場合によってはそれに該当する個体変異?。しかし、一般的には伐採木から生じた芽は以上に葉が大きくなったり形態も変化するようですからそういう現象ではないかと個人的には考えています。こういう変化も種が自然界で生きていくために身に着けた適応の能力と捉えると神秘さが感じられますね。ごく身近なところに神秘は潜んでいるのです。