森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

コブシの巨木

2016年04月16日 | 自然観察日記
巨木を見るのも興奮するもの。近寄ってみたいのですがそこはカタクリのために整備された場所ですから遠くのものは指をくわえて「何だろう?」と思う場kり。写真も撮れません。残念!
それでも歩道に近いものはなんとかなりますからいくつか取り上げます。これはコブシ。径はざっくり1m。でかい!高さは30mは越しているでしょう。ここまで老齢になると樹の表面は凹凸が激しくコブシのツルっとした樹肌ではありません。不極風格があります。何年生きているのでしょうか?

コブシの樹冠

2016年04月16日 | 自然観察日記
見上げてもまだ枯れ枝でしかありませんから何か不明かもしれませんが、目を凝らすと枝先に花芽が付いているのが分かるのです。公園にも大きな樹はありますが、それでもせいぜい径60cm。格が違います。花が着くと圧巻だろうとは思いますが木々に埋もれて多分知られていないのではと感じました。分布的にはこの太平洋側はコブシ、日本海側はキタコブシが生育し一応区分するようです。