イタヤカエデ 2016年08月07日 | 自然観察日記 カエデの仲間もいくつか視ることができました。新潟と共通と思われるものや違うものも。このイタヤカエデは新潟県内では見かけません。同じ生態的地位にあると考えられる同属のアカイタヤ(アカメイタヤ)が新潟の里山にはごく普通に見られますが、葉の様子からこれとは別種。イタヤカエデという種名を持ちます。20ⅿを超すかなりの大木になると思われますが、この渓谷にはあちらこちらにそれらしき高木が生育していました。個体数は多い感じです。
イタヤカエデの葉 2016年08月07日 | 自然観察日記 イタヤカエデの葉は、ヤマモミジなどの鋸歯のある系統のカエデではなく突起はあるものの全縁の葉をしています。アカイタヤの葉の形状とは幾分異なりややつぶされたような平たい葉。
イタヤカエデの実 2016年08月07日 | 自然観察日記 ちょうど実の季節でどの樹もたわわに果実が実っていて、色が薄い緑色をしているため遠目でもそれと分かります。この渓谷ではすごい量の種子が毎年生産され続けていることになります。