別名タカネツリガネニンジン。ツリガネニンジンの高山形とされる種です。日当たりの良い尾根筋に見られました。花が大きめでたくさん付くためよく目立ちます。まさに高山植物という感じの誰からも注目され好かれる花ではないでしょうか。快晴までとはいかないまでもさわやかな風に吹かれてようやく稜線に上がった場所に咲いていてねぎらうように迎えてくれました。
毎年どこかで見ている花ですが、今年もまたどこかの夏山で見ることになることでしょう。よく似た種にヒメシャジンがありますがこちらは葉が互生しますが、ハクサンシャジンは輪生しています。シャジンとは漢方の方からきている名前で根を乾燥させたものをいうようです。