「ヒマラヤの青いケシ」として一気に有名になった種です。かなりの面積に植栽されているのですが花の季節が終わっていてわずかに1株だけ花が咲いていました。周囲の多数の株はかなり枯れかかっていましたから幸運でしたね。
写真で見てはいるものの実物は初めてで、大きな花と色彩に少々感激。しかし、やや薄い青色には不満がないわけではありませんが、実物が見れたということで満足です。長野には数百株が一斉に咲く景観が見られる場所もあるとか。ぜひ見行ってみたいと思いました。
ケシの仲間は一年草が多い気がしますが、この種は多年草のようで株元に小さな個体がいくつも芽吹いています。大株になると花茎が増して見ごたえのあるものになるようです。ちなみに「メコノプシス」というのは「ケシに似た」という意味なのだそうです。ケシ属とは性質が異なるのでしょう。