この種は特に植栽しているという種ではなく、リフト降り場の上部の自然の岩場に自生していたものです。正確にはハッポウタカネセンブリと言われる種でかなり小さな花。しかし、宝石のような花はすぐに目に入ります。汗をして上り詰めたピークにこの花が出迎えてくれるとなんと癒されたことか。今回は労せずしての出会いでしたが、やはりこの高度まで来ないとみることができない花です。
青い斑点が美しい。しかし、斑点のないものもあるそうです。大きさおよそ１ｃｍ。株によってはたくさんの花が着きますから目につきますが、小さい個体は１～数個の花で岩陰にあると完全に見過ごします。しかし、そういう小さな宝石のような花を見つけると喜びがひとしおです。ハッポウタカネセンブリはタカネセンブリよりも大きくがくが短いのが特徴とか。
生育する場所からはハッポウタカネセンブリにする必要があると思いますが、明確な区別ができません。葉の様子も区別店にはならないようです。ただ、見た個体の奥が２０ｃｍくらいはありましたからほぼていますハッポウタカネセンブリと考えています。