得手ではないシダ植物も目に留まったものがありました。カニクサという種です。雑草的な性質があり日当たりの良い場所には大生に生育するようです。シダ植物では珍しいつる性の種で中部以南に生育するといわれますから、新潟県内には自生していないのではないでしょうか。現に県内で気づいたことはありません。城峰公園の日当たりのよさそうな場所に見られます。
ここでは常緑性で冬を越すようです。
カニクサについて少し調べてみると、面白いことがわかりました。それは、つるのようになっている部分は実は茎ではなくて葉の脈(主軸)でそこから出ている葉は葉の羽片なのだそうです。本当の茎に相当するものは地下にあって地上にはないのだそうです。したがって、地上にあるつるの部分全体が一枚の葉に相当するという考えです。面白いですね。
カニクサについて少し調べてみると、面白いことがわかりました。それは、つるのようになっている部分は実は茎ではなくて葉の脈(主軸)でそこから出ている葉は葉の羽片なのだそうです。本当の茎に相当するものは地下にあって地上にはないのだそうです。したがって、地上にあるつるの部分全体が一枚の葉に相当するという考えです。面白いですね。
県内では見られないシダ植物でもう一種、城峰公園で目についたものがこのイノモトソウ。鉢植えにしてもよさそうな種です。関東圏ではごく普通に生育していますから、ここでは鉢植えなどとは思いもよらないことでしょう。