森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ナズナ

2017年04月08日 | 自然観察日記
早春の時期でなければ注目されない種でしょうか。ナズナです。俗にいうぺんぺん草。まだ三味線のばちのような実はつけていませんが、花茎が伸び白い小さな花を沢山咲かせはじめた状態です。

ナズナの花

2017年04月08日 | 自然観察日記
ナズナの花も近くで見ればなかなかの花です。道端など至る所に生える草といえど夏には姿が消えてしまいます。つまりこの種も越年草で秋には発芽しロゼット葉を作り越冬するのですが、このあたりの姿を気にする人は皆無に近いですね。

ナズナの葉

2017年04月08日 | 自然観察日記
春はアブラナ科の種が沢山花の季節を迎えます。帰化植物も多々ありますから識別はなかなか難しい面があります。そういえば、ごく普通に身近に生育しているナズナですが、遠い昔に帰化したものではないかと考えられている種です。