森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ワレモコウにとまるコヒョウモン

2018年01月23日 | 自然観察日記
高原の花の一つワレモコウが沢山咲いていてコヒョウモンが盛んに訪れていました。花は決して派手ではありませんが蜜はそこそこあるのでしょう。チョウの飛散する頻度でそれとなく察しがつきます。

ワレモコウの花 拡大

2018年01月23日 | 自然観察日記
拡大してみて初めて花の様子が分かります。この花には花弁がなくがくが4枚あり赤く染まっています。頂部にあるものはすでにおしべが落ち、その下のものはおしべが3本無くなっています。

ワレモコウの咲き終わった花

2018年01月23日 | 自然観察日記
咲き終わった花ですががくの色が深紅に色づいています。花弁がない分この色が遅くまで残っていて全体的に風情のある存在になります。散った後にその存在を際立たせるというように見えなくもない性質。不思議ですね。