クマシデの雌花序

シデの仲間を２種確認しました。これはクマシデ。雌雄同株ですが雄花序と雌花序が別々につきます。まだ咲いてそれほど時間が経っていないのでクマシデの立派なは果穂にはなっていませんが雄花序はすでに散っていて枝先には残っていません。あまりに細い果穂でしたから一瞬何か分からず戸惑いましたが、やがて成長すれば太いしっかりしたものになるはずです。

クマシデの葉

クマシデの決め手はこの葉です。葉脈数が約２０対あり、この仲間では最大です。葉身も細身で葉の基部が心形になりません。

クマシデの樹肌

径が２０ｃｍ程度のまだ若木の段階。樹肌は黒っぽい感じです。滑らかですが老木になるとみみずばれのような模様が入り裂けてくるのだそうです。