里山にはカラムシが沢山繁茂しています。もちろんカラムシ織の原料になる高径の多年草でアオソともいわれるもの。この葉裏に綺麗な蛹が付いていました。何の蛹かを確かめるべく、枝ごと室内に持ち込み羽化まで観察することにしました。黄色に光る部分もあり何とも言えない美しさがあります。昆虫をよく知る知人からアカタテハの蛹だと教えられ経過観察です。アカタテハの食草の一つにカラムシがあるそうです。
先月、栗駒山に出かけたときに宿泊した宿のカウンターに月下美人と同じ仲間の白眉孔雀という種が鉢植えになっていてまさに今晩開花するという状態で展示されていました。翌朝は朝早くから栗駒登山に出かける予定なのですがこの花の開花が気になって何度か夜中に部屋から降りてきました。この手の種は開花が夜間に及び夜中の11時ころが最高潮という性質があるのでそれを待つのがなかなか大変でした。かつて黄色いドラゴンフルーツの種子から栽培して開花させた経験があるのですが、その時の強烈な匂いが印象的で今回もその匂いを期待したもののほとんど匂いを感ずることができず少々落胆しました。