森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ホウロクタケ

2020年11月15日 | きのこ・菌類
サルノコシカケの仲間のキノコ。ホウロクとは素焼の土鍋のことで質感などがこれに似ていることが名前の由来だそうです。いたるところの雑木林に見られます。

ナラタケ

2020年11月15日 | きのこ・菌類
越後の人が大好きなキノコで「あまんだれ」と呼び必ずキノコシーズンには大きな話題になります。発生すると大量ですから採集した人だけで処理できずおすそ分けも頂いた方も多いのではないでしょうか。今年は発生が遅れていましたが10月後半に一気に発生し例年より多いような話です。

ナラタケの裏面

2020年11月15日 | きのこ・菌類
ナラタケは極めて強烈な木材腐朽菌です。庭で栽培するということは庭木や家などを危険にさらすということでもありますから要注意です。ナラタケも細かく分けると10種近くになるようです。

ナラタケの菌束

2020年11月15日 | きのこ・菌類
これは枯れ木に張り付いていたナラタケの菌束です。このようなひも状のものが枯れ木一面あるいは地面にもさらには森の中をびっしりと張り巡らせているのだそうです。一説には世界の最大生物はナラタケなのだとか。森に広がる菌糸の総量はゾゾウやクジラなどとは比較にできないほどの重量を持つ生き物なのだという説です。