オニシモツケの比較的大きな群落が雨が降る中でも白い花を見せていました。湿り気のある場所を好む大型の多年草です。県内でも深山の沢沿いでよく見かけるものですが、明るく開放的な空間にのびのびと生育していたのが印象的です。
大きな散房花序をつけて豪華なものなのですが雨に濡れて少々残念です。シモツケソウの仲間ですから小さな5枚の花弁を持つ花がたくさん集めっています。時に薄い桃色の花弁も出ますが基本は白い花弁です。バラ科の種。
奇数羽状複葉とされますが頂小葉が特に大きく側小葉は目立ちません。長い葉柄を持つ単葉のように見えてしまいます。基部につく托葉が大きく耳状に茎を抱いています。