タカネバラ 2021年03月25日 | 自然観察日記 八方池の周辺にタカネバラの群落がみられます。花の時期ですがあいにくの雨の中探して見れも開花中のものは見つからず散った花弁と咲きだしそうなつぼみを確認するにとどまりました。丘陵公園はバラ園が自慢で見事なバラの花に魅せられるものの私的には野生のバラに惹かれてしまいます。やや小ぶりな花ですが5枚の花弁のシンプルさが良いのです。残念ながら好条件で花を愛でることはかないませんでしたが、わずかでも花の色を見ることができたことで満足していました。
タカネバラの若い実 2021年03月25日 | 自然観察日記 花弁が散ったばかりの状態のものです。まだおしべが残っています。バラは子房下位の種ですからこれからがくの下にある子房が肥大して赤い果実になるはずです。
タカネバラの群落 2021年03月25日 | 自然観察日記 他の灌木などと混在している場所もありますが、このように単独で群落を作っている場所もあります。ガレ場に最初に進出してくる種という印象です。タカネバラの一つの性質を伺わせています。