山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ムジナ!?に翻弄される!!

2010-10-26 21:24:20 | できごと・事件
地域の祭が終わった夜半のこと、帰宅してみると、倉庫の引戸が開いていた。
 「おかしい、閉めてあったはずなのに」
 と思った瞬間、犬のような動物がその戸から脱兎のように逃げていった。
 「しまった。やられたー」
 落花生を収穫したものの、忙しくて干したり実を採ったりできないまま、丸ごと倉庫に放置していたのだ。
 倉庫の中は落花生の食べかすだらけだった。

 あわてて戸を閉めて遅い夕飯をしていたところ、その倉庫辺りから不規則音がするではないか。
 すぐに外に出たら、なんと戸が開いているではないか。
 すぐにカギを閉めた。

 真夜中のこと、間違いなくその戸を開けようとする音がする。
 雨戸をそっと開けて倉庫をのぞいて見たら、タヌキかアナグマ(ムジナ)か、灰色っぽい動物がしきりに戸を開けようとしているのがかすかに見えたのだった。
 カギがかかっていたのでさすがにあきらめたようで、まもなくいなくなった。

                

 寝ているときにも、板をガリガリする音がかすかに聞こえてくるので、何回か雨戸越しでのぞいたが姿は見えない。
 朝起きて倉庫の周辺を見たら、1mほどの横板を壊して床下に侵入したようだ。
 さいわい、落花生のある土間へは到達できなかったようで被害はなかった。
 
 そういえば、5日前の夜、居間の床下でゴソゴソ音がするので近寄ってみると、音の大きさから犬より小振りの四足の気配がしたのだった。
 棒でつついて音を鳴らしたらいなくなった。

 人間を恐れない小動物に翻弄され包囲されたわが家である。
スリルとサスペンス満点の田舎暮らしになったものだなー。
  
 
コメント (2)
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