先日のこと、蛍光灯に蛾の「ツバメエダシャク」が飛んできた。
はじめはモンシロチョウが紛れ込んだとさえ思ったほどだ。
その白も透けて見えるような白さだった。
厚ぼったい燐粉を思い出すような蛾ではない。
その翅のデザインがなんともモダンだ。
4本のラインが見事、シンプルなジャポニズムを表現している。
翅の上下のラインがピタリと合わさっているのがすごーい。
生物多様性には三つの多様性(①生態系②種間③種内・遺伝)があげられるが、蛾も実に多様である。
田舎暮らしは蛾とは避けられない。
蝶より豊富なのである。
そんなあたりまえのことを実感させられる。
つまりは、中山間地の自然は豊かで多様であるという証左でもある。
一方、耕作放棄地や廃屋、さらには荒れた森が散在する現実もある。
シャクトリムシの仲間である「ツバメエダシャク」は、逃げることもあまり知らないような緩慢な動きを止めて、しばらく私の隣に寄り添ってくれた。
その高貴な品性は、私の尖った心と空気を和らげてくれるのだった。
はじめはモンシロチョウが紛れ込んだとさえ思ったほどだ。
その白も透けて見えるような白さだった。
厚ぼったい燐粉を思い出すような蛾ではない。
その翅のデザインがなんともモダンだ。
4本のラインが見事、シンプルなジャポニズムを表現している。
翅の上下のラインがピタリと合わさっているのがすごーい。
生物多様性には三つの多様性(①生態系②種間③種内・遺伝)があげられるが、蛾も実に多様である。
田舎暮らしは蛾とは避けられない。
蝶より豊富なのである。
そんなあたりまえのことを実感させられる。
つまりは、中山間地の自然は豊かで多様であるという証左でもある。
一方、耕作放棄地や廃屋、さらには荒れた森が散在する現実もある。
シャクトリムシの仲間である「ツバメエダシャク」は、逃げることもあまり知らないような緩慢な動きを止めて、しばらく私の隣に寄り添ってくれた。
その高貴な品性は、私の尖った心と空気を和らげてくれるのだった。