山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

天竜川・浜名湖フォーラムの開催

2010-10-16 20:48:03 | 行事
 きょう、COP10に連動してか、「天竜川・浜名湖フォーラム」が静岡文化芸術大学(川勝平太静岡県知事は元学長)で開催された。
 下流域や浜名湖周辺ではNPOをはじめ前向きな環境活動が展開されているようだ。
 それは方向としてはこれからの未来を切り開く可能性に満ちている。

                    

 しかし、まだまだ一部の活動家の奮闘に頼っている現状だ。
 というのも、「環境」よりも「目先の快適さと便利さ・愉快さ」に走るのが今の大衆でもあるからだ。

 それでも、その現状を打破しようとする真摯さは伝わるが、そこにしたたかな志と商人魂が加われば、地域の大きなムーブメントになっていく可能性は秘めている。
 できれば、もう少し、上流域の立場も代弁する活動が反映されればとそこに住む者としてはせつに願うのだ。

 この活動分野では大学や専門家及び行政の出番で、その尖兵がNPOなどの市民活動家だ。
 私がこのブログで植物や昆虫などをとりあげていること事体が、そうした環境活動にも結果的に連動していると考えている。
 つまり、自然保護だとか生物多様性だとか声高に言わなくても、日常生活の中で自分なりに無理せずできる範囲での「活動」でもあると思っている。
 なにを隠そう、日々のブログの生き物の記事をつなげれば、貴重なデータベースになっていくのではないかと秘かに思っているのだ。
 さらに言えば、これらの蓄積が広い意味での中山間地の地域づくりに貢献できればと願っている。

 フォーラムに参加してこれらのことをますます確信する一日だった。
 このフォーラムに誘ってくれた方々に感謝、感謝。

 
コメント
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