先日の日曜日に開催された散策会(天竜区・横川)は、秋らしい絶好の日和だった。
道の駅近くの里山をゆっくり散策したが、花よりもキノコのほうが目立ったようだった。
ホウキタケが道の駅でも売られていたが、このコースでも所々に見ることができた。
老菌のタマゴタケをはじめ、名前は同定できないがイグチ・ツルタケ・ベニタケの仲間も確認できた。
その中でも、幼菌だがでかいキノコだったのが「シロテングタケ」だった。
テングタケの仲間は毒キノコが多いので注意しなければならないが、私が使っている「山と渓谷社」の大判の図鑑では有毒の記述はないが、ハンディの図鑑では毒の記述があった。学研の『日本の毒きのこ』の図鑑では有毒だった。
他の場所では痩せたシロテングタケと思われる成体のキノコもあった。
特徴は、傘には黄土色の皮膜が残っていたり、柄には綿屑のような白い粉状のものがあるなどだ。
下りでは、「カラカサタケ」の幼菌がニョキッと立っているのが愉快なり。
このように、広葉樹が少しある里山では豊かなキノコ群が見られるが、圧倒的には杉・檜の針葉樹に支配されているのが実情だ。
日本の農政もそうだったが林業も基本方針のあり方の修正がいまだでききれていない。
せめて、50人近い散策会の参加者にそうした現実を提起できたらよかったのにと今にして思うのだった。
道の駅近くの里山をゆっくり散策したが、花よりもキノコのほうが目立ったようだった。
ホウキタケが道の駅でも売られていたが、このコースでも所々に見ることができた。
老菌のタマゴタケをはじめ、名前は同定できないがイグチ・ツルタケ・ベニタケの仲間も確認できた。
その中でも、幼菌だがでかいキノコだったのが「シロテングタケ」だった。
テングタケの仲間は毒キノコが多いので注意しなければならないが、私が使っている「山と渓谷社」の大判の図鑑では有毒の記述はないが、ハンディの図鑑では毒の記述があった。学研の『日本の毒きのこ』の図鑑では有毒だった。
他の場所では痩せたシロテングタケと思われる成体のキノコもあった。
特徴は、傘には黄土色の皮膜が残っていたり、柄には綿屑のような白い粉状のものがあるなどだ。
下りでは、「カラカサタケ」の幼菌がニョキッと立っているのが愉快なり。
このように、広葉樹が少しある里山では豊かなキノコ群が見られるが、圧倒的には杉・檜の針葉樹に支配されているのが実情だ。
日本の農政もそうだったが林業も基本方針のあり方の修正がいまだでききれていない。
せめて、50人近い散策会の参加者にそうした現実を提起できたらよかったのにと今にして思うのだった。