山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

天竜の巨樹巡り

2012-11-04 20:48:10 | 旅行・散策
   < 1 渡ガ島神社のクスノキ >
 昨日、天竜の巨樹をめぐる機会があった。
 最初に訪れたのが天竜区上阿多古地区渡ガ島にある諏訪神社のクスノキだった。
 樹が大きすぎてカメラで捕らえられない。

 「新・浜松の自然100選」に選ばれている。
 目通りの幹周りは、8m。
 

    
 鳥居に向かって左の樹は、クスノキとムクノキが合抱している神木だそうだ。
 目通りの幹は4.8mと3.4m。
 向かって左右の樹は、浜松市指定天然記念物になっている。

    
              
                     
   < 2 柴のタブノキ >
 天竜区熊の「柴」集落にある県内最大級のタブノキである。
 幹周りは5.4mというが、もっとありそう。
 テイカカズラ・キズタ・イタビカズラなどのツル植物がびっしり。

 
    < 3 吉沢の田高杉 > 
 天竜区佐久間町浦川の吉沢地区の田高(タタカ)さんちの杉である。
 幹周り右8.7m、左4.5m。
 もともとは1本の樹だそうで、11本の幹に分かれている。

      
    < 4 横川の将軍杉 >
 天竜区横川の武速神社にある樹齢1000年以上と言われる杉の大木。
 797年、征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷征伐を祈願したことから「将軍」がつく。 幹周り10.6m。

 日本の原住民は青森県三内丸山あたりの東北と考えるオイラにとって、将軍田村麻呂は侵略者となる。
 田村麻呂を英雄として疑わない歴史教育は疑問。
 蝦夷の立場にとっての歴史からすれば、ヤマトは加害者なのだ。

 それにしても、巨木の迫力は人間を超える。
 だから、そこに神をみたのだろう。
 日本人と巨木の関係は、日本人の精神形成に深く根ざしている気がしてならない。

  
 
                   

                       

 
コメント
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