山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

山里コンサートは明日開幕

2012-11-23 19:39:25 | 市民活動・まち育て
 明日のコンサートの準備のために、朝からスタッフが集う。
 雨もなんとかあがり、舞台では巨大な甕に秋の装飾が据えられる。
 借景の紅葉とうまく溶けあっている。

  
 調達していただいた大量のナメコも石づきやゴミを取り払い、寸胴鍋にきのこ汁の具材へと投入することができた。
 120人分の竹の容器や杉板、敷物に使うハランや竹皮もきれいに洗浄された。
 
 
 会場では、肉体労働でもあるテーブル・イスも配置された。
 それぞれ黙々とみずからの役割を果たしている。

     
                
 夕闇が迫るころ、出店コーナーのセッティングも完了。
 工場の物置がカフェテラスのようなスペースに変身。

 政治も経済も教育もニュースも暗澹たるイライラ現象の中でも、この中山間地の自然豊かな、さらには心みずみずしいボランティアの心意気が会場に漂う。
 明日は、点在する家々がたたずむ里山に尺八の演奏が届く。
 心に沁みこむ調べは忘れられた日本のつつましい暮しと心を思い出す契機となるに違いない。
コメント
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