山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

地産地消の山里コンサート

2012-11-25 20:38:36 | 市民活動・まち育て
 昨日のコンサートのもう一つの目玉は地元産食材の料理にある。
 そのため120人分の調理を担う厨房スタッフは相変わらず忙しい。

 ご飯が直前まで炊けていなかった釜があったが、急遽、新たに炊き直したりしてなんとか間に合わせたり、裏方の奮闘で、お客からは味といい、手づくりの心づくしといい、大好評だった。

     
 厨房の壁には調理のレシピの手順を明示した大きなメモを張ったのもわかりやすかったようだ。

            
 料理の主なメニュー。
 ギンナン・シイタケ入りとここの庭で採れた桜の塩漬けのおにぎり。
 目の前の川の上流で育てたアマゴの甘露煮。
 近くの山で採れたナメコ・シイタケなどのキノコ汁、ネギはここの畑のもの。
 春野産のキクイモの味噌漬け、同じく大根の生漬け。
 ゼンマイの煮物。
 春野産のキュウリのキューちゃん。
 お茶は味が評判の春野茶。
 ハランや笹の葉を敷物にして、お皿は山で製材した杉板。

                       
 隣で設けた産地直売所も野菜・キノコ・春野茶・地元産パンなどが並べられた。

 
 地元の生産物を都会から来た方に食べてもらい、さらに買っていただくことで、ささやかなムーブメントが過疎の山におきていくことを願っているのだ。
 その意味では、100名を超える参加者がこの中山間地に参集したこと自体が画期的だ。
 またそれを担うボランティア約20名の自覚的な献身も見逃せない。
 山里コンサートはそうしたロマンの結晶でもある。
 
 
コメント (4)
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