山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

富士山も厚着しておる

2015-01-11 21:59:37 | 風景
 このところ、空の様子は安定していて青空が気持ちよい。
 天空の青空の中から突然富士山が堂々と見えてくるのは壮観だ。
 残念ながら車の運転でカメラを持つ準備ができない。

     
 ほんに、富士山はどこから見ても絵になる。
 オイラが小学5年だったろうか、「富士山の白い洋服きれいだな」と詠んで、学年の先生から誉められたことがあった。
 めったに誉められたことがなかったオイラとしては、生まれて初めて評価された瞬間だった。

                       
 3・11以降、火山の爆発が現実になってきて、富士山も例外ではないことが報道されることも多くなった。
 災害列島日本としては、想定外という言葉は通用しない。

 美しい自然はときどき牙をむき出すことがある。
 だから、自然への「畏れ」の感情で相対してきた日本人は、自然への傲慢を蓄積してしまった。

 昔は「祟り」という反省装置があったが、今はその装置は破壊されている。
 自然よりも効率を優先する社会は、じわじわと失っていくものへの鈍感力が発達する。

コメント
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