山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

煤も積もれば山となる

2015-01-30 22:11:28 | 屋外作業
 きょうは一日中雨だった。
 東京では数センチの積雪でニュースになってしまう。
 久しぶりに安心して寝坊ができた。

 昨日のうちに、ダルマストーブの煙突掃除をやっといて正解だった。

                         
 煙突掃除は多少慣れてきたとはいえ、煤を散らばらないようにするのはけっこう難しい。
 粒子が細かいのでマスクを着用する。
 煙突のつなぎをはずすときのタイミングをうまくやらないと煤が思わぬところに落下してしまう。

                       
 コナラの枝葉も燃やしているので、葉っぱがそのまま炭になっているのもあった。
 これだけ詰まってしまえば部屋中が煙だらけになるわけだ。
 オイラのそばに来たとき臭いのは、この煙のせいだぜ。

           
 煤はバケツの三分の二くらいを占めた。
 その日の夜、さっそくストーブで燃やしてみたところ、快調そのもの。
 こんなにも違うのかというくらい煙が外に出ない。
 
 日本も世界も殺戮のニュースに満ち満ちているが、煙突掃除はなんと平和な作業ではないか。
 ただしその根源は、帝国の「負の遺産」を考えなければ、お互いが繋がることはできない。
 日本も帝国陣営に遅れて参画したものの失ったものがあまりに大きい。
 そのボディーブローがいまになって効いてきたのだ。
 その大きな一歩が「オーム事件」だと思う。

 炬燵から見えるバーチャルな画像を見ながら、きょうもみかんを食らうのだった。 
コメント
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