いつものようにさりげなく尾上邸の庭で「さくらコンサート」の準備を粛々と行う。このところ雨プロが多くて近くのお寺を会場にしてきたので、「やっと庭でできるんだねー」と笑いながら椅子にする重い板を運ぶ。山・川・桜・空が借景となるガーデンコンサートだ。
桜は昨日の雨でかなり散ってしまったり、開花が早まったりしているが、春をじゅうぶん満喫できる自然装置が備わっている。今回は最後のコンサートなので総勢200人規模になるので、いつも使うテーブルの板は使わないでイスの板だけにする。
売店ゾーンは風が強いのできょうのテントは骨組みだけにする。指令がとくに出なくてもそれぞれが自主的に作業を進めていく。最後のコンサートになってしまうのはとても残念だが、ここで培った人的つながりやノウハウが次に生かされていくことを願う。
今回はクラシックの管弦楽で構成する十数名の若手演奏者が舞台にあがる。そのため、コンパネを引いた上にカーペットを敷いた安定した舞台を作る。こうして、正味、2時間ほどで準備を終了し明日の本番を迎える。(2018.3.17ブログ参照)