畑の周りに春がすでにやってきている。いただいた小さい苗が大きくなって「ズミ」の花をつける。蕾は赤いが、開くとピンク~白色の花となる。リンゴの仲間のバラ科だ。
国道の崖の壁には「ヤマブキ」の黄色が見事に春を謳歌している。国道を通るたびにシンプルな黄色といい、景観といい、感動をいただいている。わが家のヤマブキは八重だったが、春は黄色から始まると思っていいくらい見事な色合いなのだ。
「ムラサキケマン」(ケシ科)の群落がいよいよ畑にも山にも出現した。花はかわいいし、紫色が鮮やかだが、有毒なのだ。これから出現するウスバシロチョウはこれを食べて自分も有毒になることで鳥から身を守るという。
道路わきではチューリップが咲き誇っている。黄色と橙のコラボで単色の色を越えている。「オックスフォード」という品種に似ている。春は冬を忍耐していただけに一気に多様性を発揮する。
昨日の強風・突風で、畑の黒マルチがかなり剥がされてしまったので、きょうは補修に追われる。