畑を歩いていたらなんと、「ムギワラトンボ」らしきトンボ、つまり「シオカラトンボ」のメスが日向ぼっこをしていた。あまりに早いトンボの登場だったので、トンボ以外の昆虫ではないかと疑ったくらいだ。トンボは意外に種類の同定が難しいが、とりあえずシオカラトンボということにする。
コウゾらしき葉の上に、髭が半分ちょん切れたせいだろうか「クスベニカミキリ」がじっとしていた。頭の下の「前胸背」という部分が翅と同じ紅色である画像がネットでは多いようだが、こちらは頭と同じ黒色の種類だった。クスノキ科の樹木にやってくることが多いようだ。ハナカミキリと同じように小さく軽やかで、背中の紅色が鮮やかだったのが印象的。
昆虫たちも忙しい。茶を刈る機械音が山に響く。ゴールデンウィークは農家にとっては忙しい期間なのだ。