ついにあのイタリアの超高級車「マセラティ」を目撃。まるで紅茶のブランド名みたいだが、創業者三兄弟の名前だ。1914年イタリアのボローニャで設立したスポーツカーメーカー。ちなみに、「マサラティー」はインドの紅茶でとっても美味なのだ。
ボローニャのシンボルは、お笑いのネプチューンではなくローマ神話・海の神ネプチューンだ。彼が持っていたのが三叉の銛(サンサノモリ)。これは創業三兄弟の結束も表すという。
「マセラティ」は、1993年以降はフィアット社の傘下に入るが、名前は変らない。インドの「シヴァ」神も同じような三叉槍を持つが、日本の仏像や石仏も同じものを持っているのがまた神話と現代をつなぐ東西文化の融合を感じる。
気になっていたエンブレム・イタリアのマセラティにやっと出会えたが、こうして偶然に出会えるのが路上観察の醍醐味だ。駐車場は文化の集積点なのだとつくづく感心する。