すぐ近くにイノシシが出没している跡が見られた。今までの経験からこれは近々やって来るサインだと当局は警戒態勢を始めた。そこでまず小さいけどスイカを至急収穫することとなった。ドッチボールぐらいの大きさになっていたのはわかっていたが、そこからなかなか大玉のスイカはできなかった。天候不順もあっただろうが、整枝の失敗と追肥が遅かったことが考えられる。スイカを叩いてみたら振動が伝わったので空洞はないようだ。
あとは割って食べるのみ。さいわい梅雨が終り酷暑のさなかだったので夏にピッタリの食材。味は甘さがいまいちだった。収穫が遅かったのかもしれない。それでも唇をスイカ味いっぱいにしながら日本の夏をかぶりついた。これ1個あれば4日はスイカデイを楽しめる。連日の流れる汗のご褒美に自前のスイカで補填するなんてサイコーだぜ!とにかく梅雨でぐんぐん伸びきった雑草たちと毎日格闘しているときこそスイカデーが待っているのだ。