パプリカがやっと色づいてきた。緑からカラーに至るまでには時間がかかる。そのうえ、いろいろな関門がある。まずは病気にやられたり、害虫にやられたり、カラスにやられたり、突風にやられたりというのが今までの経験だ。そのなかで、橙色のパプリカは栽培がむずかしく流通量が少ない。しかし、ビタミンCがピーマンの3倍、βカロチンは20倍もあり、抗酸化作用による老化防止も期待される。パプリカを選ぶならこれがいちばん。
黄色のパプリカは女性に人気がいちばん。というのは「ルテイン」が豊富で美肌・美白効果があるという。ビタミンAとβカロチンは少ないが、ビタミンCが豊富。
肉眼では赤パプリカだが、アブラムシにやられて弱弱しい。唐辛子と同じ「カプサイシン」があるが甘い。ビタミンCやβカロチンも多くパプリカの優等生。色によって栄養や効能が微妙に違うのが面白い。