桑の実は関東周辺の方言では「どどめ」と言う。その由来は土壌流出を防ぐために土手に桑の木を植えたからと言われている。したがって、「土留め色」とは桑の実の熟していく色だ。ところが、「どどめ」はトルコ語だという説があり、オイラはそれに納得しているがそれは後日のブログでのお楽しみに。
桑の木のそばを通るとつい熟した黒い実に手が出てしまう。これはいけないと、長い脚立を運んで本格的に収穫することにする。てっぺんの枝は剪定して、上に伸びすぎないようにする。収穫した桑の実は約1.1kgほどになった。
けっこう大変なのは、実の軸を取り去る作業だ。そしてそれを水洗いし、水切りしてから冷凍庫に入れる。それはジャムにするつもりだが、和宮様は生の桑の実を野菜ジュースに混ぜこんでくれた。
毎朝の野菜ジュースには、リンゴ・ニンジン・柑橘類をベースに旬の野菜や果物を入れていく。今回は、桑の実の赤色、サニーレタスの黄緑色、ニンジンの橙色、ペパーミントやニンジンの葉の緑色など、色合いがにぎやかだ。味は桑の実の甘さの参入がじわーっと伝わってくる。