裏山からニョキニョキ出てくるハチクを和宮様はメンマにしていた。皮を剥いたハチクを軽く茹でてからひと晩かけてあく抜きする。それをひと口大に切ってから塩をまぶす。そのまま常温で3日間発酵していく。
家庭用の食品乾燥機で塩のついたまま3~4時間乾燥させる。その後、塩が抜けるまで水にさらす。塩が抜けたことを確認してからゴマ油でいためる。そこに、麺つゆ・砂糖・中華スープ・水等を入れて、仕上げにゴマ油かラー油をいれてできあがり。
これが実に旨い。柔らかいうえについつい食べ過ぎてしまう。野菜をあまり食べない次女も珍しく「おいしい」の連発をする。6日ほどかかり手間がかかったが手ごたえはある。発酵させるのがポイントのようだ。国内のメンマの99%が中国・台湾産だが、ハチクで十分代用できることがわかった。