畑の隣に手つかずの荒れ地がある。いつもはススキや雑草の楽園になっていた。放置していると、雑草が周りに侵出するし、マダニやヤマビルも心配だ。そこで、意を決して草刈りを行い、花樹を植えることにした。はびこっていたススキやクズの根っこ掘りには手を焼いた。
最初に、挿し木で育てた紫陽花を畑側の隣に7~8本植栽する。さいわい、梅雨の雨でなんとか枯れずに活着してくれたようだ。花もどっこい持ちこたえてくれた。あまりの挿し木の苗は国道の法面に植栽する予定だ。挿し木が苗になる活着率は50%くらいだっただろうか。植栽する苗になるには2年はかかる。
紫陽花の奥には、実生で育てた「ロウバイ」を4~5本植える。葉っぱはシカが食べてしまうのでとりあえず支柱の周りに肥料袋をかけて「行燈仕立て」で防御する。また、挿し木で育てた桜の「松月」も同じように植栽する。汗がぐっしょりTシャツを濡らす。近所からいただいたチップライト肥料(木材クズ発酵堆肥)がとても役に立った。ありがたい。