このところ、「GO TO 栗EAT」に忙しいイノシシは畑にはあまり出没していない。近隣には栗林やわが家のような栗の樹のある周辺に日参しているようだ。イノシシのわな捕り名人によると、「栗が終わると畑に戻ってくるよ」と脅された。あわてて、畑を囲っている柵のネットに「防虫剤」をつけてみる。これが成功すれば安上がりで害獣除けができるのがいい。
防虫剤の使用は、知り合いの農家でタケノコ被害がひどかったので樟脳などの防虫剤を竹林の周りに設置したところイノシシが来なくなったという。それを聞いてまずは行動あるのみと、臭いのキツイ防虫剤をつけてみたというわけだ。向かいの家庭菜園をやっている方もそれをやってみたら今のところイノシシ被害はないという。学習能力の高いイノシシのことだからいずれ看破されるだろうが、まずはやってみることだね。
いっぽう、畑の主要道路にはタヌキかイタチだろうか、縄張りの存在を示す糞が置かれてあった。そのそばには、冬瓜が食べられていた。また、柿の実もカラスが結構ついばんでいた。このところ、いろいろな害獣の被害が増えてきた気がしてならない。
だから、専業農家はハウス栽培へと投資をしていく運命にあるんだな。それでも、電柵がなくてもイノシシがほとんど来ない近隣もあるのだから不思議でしょうがない。イノシシに情報を漏らして被害の分散を謀るという悪意も浮かんでしまった。寒さが強まる中「いの用心」だよ。