山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

さすがの当局も憤慨する糞害

2020-10-14 22:02:34 | できごと・事件

 和宮様が外で憤慨して叫び出した。「こんな所に大きな糞をするとは誰ぞえー」と怒り出した。当局はすぐさま現場に出動することになってしまった。確かに大きな糞が路上に三か所もあった。これはいかにも当てつけに見える。この糞は人間のものでも犬のものではない。

    

 糞の中身をよく見ると、柿の種が多く見られた。糞からも秋たけなわの片鱗がみられる。ぐーたら当局はそれ以外の内容物の分析はやらず、早くも犯人はタヌキであると発表してしまった。タヌキを見たわけでもないのにタヌキが犯人であると断定するのはよほど自信があるのだろう。糞によほど憤慨しているのだろうか。

               

 そんなに早く断定してよいものかどうかは疑問だが、アナグマの可能性だってあるのではないかとも思う。しかし、質問は受け付けないのがいつもの当局のやり方だ。

      

 その後も次々目立つところに糞害があり、そのたびに片づけはオイラに命令がある。だから、和宮様や当局だけでなくオイラも憤慨&糞害争議団となる。この糞があるときは、イノシシが来ないときなのだ。つまり、イノシシと連携している害獣ネットワークがあるらしい。文化人類学者の今西錦司の「棲み分け」理論に当たるのだろうか。

      

 栗が終わり、イノシシの出番はどこだろうと思っている矢先、畑の入口に害獣の足跡だろうか、ミミズの探索だろうか、まさしくフィールドサインが刻印された。「やれやれ今年は害獣に翻弄されているな。ハンターの高齢化が痛いなー」と愚痴をこぼしたばかりの時だった。

コメント
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