畑のあちこちに赤紫蘇軍団が勢力を伸ばしている。すでに、ブルーベリーを圧倒するくらいだったので、まずは木のような根っこから掘り上げることにする。
予定では紫蘇ジュースを作ろうとも思ったけど、夏は過ぎすでに秋たけなわになってるし、葉も小さくなってしまっている。そこで、紫蘇の実で佃煮を作ることにする。雨を避けて軒下で実をひたすら採り続ける。かなりの量になってしまった。
まずは試作がてら、その一部の実を水に浸けてゴミを取ったりアクを抜く。これを何回か繰り返す。小さな葉も混じってしまったが自家用だから、いつもの通り気にしない。
フライパンで味醂や醤油とともに炒めていく。柔らかい実や硬い実もあったがそれも気にせず一緒にブレンドしていく。水分がなくなったころに出来上がり。
豆腐に乗せて食べてみる。とびきり旨いわけではないが、合格ラインスレスレでスルーする。あったかいご飯に乗せたり、卵かけご飯に混ぜたりしても、そこそこ行けそうな味だった。イノシシ被害で葉物野菜が植え付けられなかったので、野生化した赤紫蘇の出番となったわけだ。畑にはまだ軍団が道を塞いでしまっているので駆除しなければならない。
エゴマの野生化に続き、次にはハブ茶の原料になる「エビスグサ」の野生化と格闘することになりそうだ。これらは野菜をとっくに凌駕して道を塞いでしまうほどの勢いだ。とは言っても、健康には効能のある漢方薬でもあるから有効利用したいところだ。