空芯菜が終わったので片付けをしていたときだった。そこに突起の尻尾のあるイモムシを発見する。尻尾があるといえばそれはすぐに「スズメガ」の仲間であることはわかった。しかし、スズメガと言っても日本に80種類もあるからどれに当たるか調べてみた。しかし、画像と同じものはなかなか見つからない。イモムシ・毛虫の幼虫は生育段階によって色も形も模様も変わるから始末が悪い。
やっと同じものを1件だけ見つけた。それでこれは「エビガラスズメ」だったことが判明した。なーんだ、それならけっこう見ていたはずだ。けれど、幼虫には緑色型、褐色型、中間型など色が違ってるし、模様が違うのが困る。尻尾の尾角(ビカク)の機能はいまだ解明されていないという。金銭を生まないようだからいま話題にもなっている研究予算もないんだなー。
成虫のからだの赤っぽい部分がえび殻に似ているというので「エビガラ」の名前がついた。そういえば、ときどき見たときがある。 個体によっては紅色が鮮明なものもある。(画像はwebの「芋活com」から)
さらに、畑の土の中でこの大きい蛹も何回か見たことがある。はじめてみたときは恥ずかしながら気持ち悪くて踏んづけてしまったこともあった。特徴であるくるりと紐状のものは将来口器の一部になるようだ。(貴重な画像は写真家・安田守氏のブログから)