山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

湯たんぽを見直す

2015-01-21 20:40:16 | 特産品・モノ
ダルマストーブの上で沸騰したお湯の使い道をいろいろ考えた挙句、湯たんぽにすることにする。
 さいわい、和宮様が愛用していたこともあり、部屋の暖房、布団内の暖房、さらにはガス代の節約というエコな優れものであることがわかった。

 ただし、お湯が沸騰しているのでヤケドに注意が必要。
 というのも昨日、湯たんぽの栓を閉めるとき湯が指にこぼれた瞬間、ほんの少しヤケドしてしまった。
 カップに水を入れて指を冷やしながら本を読む羽目となった。

                     
                     
 湯たんぽは中国の「唐」の時代に利用されていたようだ。
 日本には室町時代以降というが、遣唐使がいたからもっと前から導入されていたのではないかと思う。

 当時は陶器製だろうが、金属製は大正時代以降という。
 先日風邪気味で首の後ろがスースーしていたとき、湯たんぽを枕代わりにしたらとっても暖かくて、風邪も悪くならず直ってしまった。

 シンプルな容器だが、体に優しい優れもののアイテムであることを実感する。
                      
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薪をいただきました!

2015-01-20 20:56:44 | 出会い・近隣
 薪作りに悪戦苦闘しているブログを見て、友人が広葉樹の薪を贈呈してくれました。
 けっこう乾いている木だったので、チェンソーで伐るのに大変だったことがわかります。
 車に積み込むのは何人かで手伝ってくれたのですぐできました。
 ありがたいことです。

                        
 家に帰って車からのんびり降ろしてみたら、けっこうな量がありました。
 これは薪に伐ってから車に積み込むのも大変だったろうな、と思いながら運びました。

              
 さっそく、卓上切断機でストーブに入る長さに切りました。
 細い枝は1時間足らずで全部切ることができました。
 道草山で伐採した木も混ぜながら、ダルマストーブに投入しましたよ。
 乾いていたのでよく燃えました。

 ストーブの上で沸いたお湯で「湯たんぽ」にしました。
 和宮様がよくやっていた、この湯たんぽも病みつきになりそうです。
 人とのつながりでまさしく体も心も暖かくなった日々が続いております。
 合掌!!
 
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冬は畑に野菜がないけれど

2015-01-19 19:28:25 | 食彩・山菜・きのこ
 畑の野菜は本当なら12月には収穫が終了するはずだった。
 相変わらず、植え付けが遅れてしまい、大きくならないうちに成長が止まっているのが現状だ。
 
 そんななかで、白菜は優等生となった。
 ずっしりした重たさがまだあり、冷蔵庫にやっと入るほどのおおきさでもある。
 おかげでまいにちのようにすこしずついただいている。
 畑にはあと1個しか残っていない。

                      
 ハウスがないので、家庭菜園としてはいいことにする。
 シイタケがポツリポツリと寒さの中でも目を出してくれる。
 この時期の原木シイタケはうまい。
 歯応えがまずすばらしい。

 来月からはそろそろ菌打ちもやらなければならない。
 その前に、ほだ木を作る作業が待っている。
 体が炬燵を要求していて、なかなか外に出られない。
 だんだん言い分け術がうまくなって、自分をマインドコントロールさせている。
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つつましい山里を訪ね日本の原風景を歩く

2015-01-18 20:16:11 | 旅行・散策
 きのうのみぞれまじりの寒風と強風が過ぎ去り、雲ひとつない絶好の散策日和がやってきた。
 浜松・春野町の「いきいき天狗村」の「塩の駅」を起点に、近くの「和泉平」の山里を歩く。

    
 村人でも通らないような山道を急登すると、戦後開拓した集落が開けてくる。
 機械もない時代に山を切り開いた先人の苦労がしのばれる。
 青空と山の稜線の拮抗が鮮やかだ。

                      
 ひと山越えたところに「和泉平」集落がひっそり点在する。
 この一帯は「有機JAS認定農地」の茶畑だ。
 効率や収益が悪いが環境や体に優しい有機農法の茶を生産している。
 普通の茶畑は最低年に2回は収穫しているが、ここでは年に1回のみの収穫しかしていない。

                       
 点在する農家の一角のフランス文学者の家の前を通る。
 満開の「ソシンローバイ」が迎えてくれた。
 その小道も彼岸花の葉が押し寄せてきて、踏まないように歩くのが難しいほどだった。
 鼻にかかった原語のシャンソンが聞こえてきても不思議ではない。
 これぞ、挑源郷の一端ではないかと思えた。

                       
 午後は、「森林コーディネーター養成講座」の2回目を行う。
 「いきいき天狗村」の杉山さんの好意で店の一角を会場にしてくれた。
 「森の自然を見る・人間の営みを見る」のテーマで、仲間のコーディネーター二人が講師となってくれた。
 資料及び試料も満載の内容でもあった。
 
 われわれの企画を全面的に支援してくれた浜松市の度量に感謝したい。
 
  
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物干し竿も寒いだろーな

2015-01-17 19:35:31 | できごと・事件
 毎日が天気のご機嫌を伺う日々だ。
 陽だまりがある過ごしやすいときは農作業を少々。
 寒風が吹きすさぶときは、炬燵でミカンを食らう。

 先日、洗濯物を干そうとしたら竿がしもやけにかかっていた。

                     
 物干しは畑の中にある。
 物干しも野菜もこの寒さに耐えている。
 野菜だと冬を乗り越えれば甘味を蓄える。

                     
 雑巾で物干しを拭いてみたら、雪のような塊がぎっしり。
 ごしごしこそぐようにはらって、なんとか洗濯物を干す。
 寒風だとそこそこ水分が抜けてくれる。

 風が強いと、洗濯物を干すこと自体がけっこう戦いとなる。
 油断すると洗濯物が飛んでいってしまう。

 こうして、お天気のご機嫌を見ながら毎日を生きている。

           
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皮を剥いちゃダメ、ダメよー!

2015-01-16 21:03:16 | できごと・事件
やや暖かくなったこのごろ。
 畑の自称果樹園を歩いていたところ、梅の木の皮が剥がされていた。
 ときどきやられるので成長が悪い。
 どうやら鹿がやってくるらしい。

                      
 土壌も最悪なので樹木としては成長しにくい場所でもある。
 全部で5本あるが、まともな梅は1本もない。

 ツル植物の餌食にもなっている。
 要するに、野放し状態にあるということだ。
 これからは梅の声を聞かなくてはいけません。
 鹿のせいにしないで、反省あるのみ!!  
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雨の日はキクイモデーとなっている

2015-01-15 18:39:23 | 食彩・山菜・きのこ
 久しぶりの雨の日。
 乾燥した空気でのどがカラカラ、脳髄もカラカラだ。
 先日掘り出してあった野生化したキクイモの皮を剥く。
 雨の日はキクイモの日と決めてあったので、待ってましたよ。
 味噌漬けしてあった桶にキクイモを追加する。

                      
 録画してあったテレビ画面を見ながら、一日中、ひたすら皮を剥く。
 前回の味噌漬けがやや塩加減が多かったので、きび砂糖と白味噌を追加する。
 この調整がうまくいくかどうか、楽しみでもある。

        
 ラッキョウ漬けのキクイモも少なくなったので、こちらにも追加する。
 ちょっとしたご飯のおかずにもちょうどよい。
 キクイモの皮むきで指先が黒くなる。

 籠いっぱいのキクイモをすべてやりきり満足。
 ただし、剥いた皮をしっかり処分しないと野性化がもっとひどくなる。
 いつもは焚き火で燃やすことにしている。

                      
 この生命力が糖尿病に効くインシュリンを代行するという。
 手間がかかるので市場にはなかなか出ない。
 隠れた健康野菜を無駄にしないようにつきあう。
 
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また焼いちゃいました

2015-01-14 21:47:10 | 食彩・山菜・きのこ
 このところ、ダルマストーブを点けるのが日課となっている。
 部屋全体をあたためるのは難しいが、その火力は十分ありもったいない。
 ダッチオーブンの底に小石を敷き詰め、そこにサツマイモを入れる。

   
 水は一切使っていない。
 重いふたをして、しばらくするとプーンといい匂いがしてきたらできあがりの合図だ。

                    
 ベニアズマのほっこりした甘味がたまらない。
 自然のスイーツだね。
 しばらくやみつきになりそうだ。
 つまり、焼き芋症候群にかかってしまったということだ。
 だれか薬を!!
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天気晴朗なれど部品なし

2015-01-13 21:50:20 | 特産品・モノ
 久しぶりに穏やかな日当たりが畑を包む。
 畑作業には絶好の日和だ。
 懸案のビニールフィルムを畝に覆うには風もない。
 しかし、ビニールを止めるパッカーがない。

                       
 心を畑に残し、ホームセンターに買いに行く。
 13mmと5.5mmのパッカーを買う。
 これでトンネル支柱にビニールフィルムを止めて防寒とするのだ。

          
 ついでに、水道ガンも買う。
 今年も寒さで壊れてしまう。
 とくに硬質プラスティック製は寒さで亀裂が入ってしまい、水漏れしてしまう。
 値段関係なくどのメーカーもこの問題をクリアしていない気がする。

 家に着いて昼食を食べてから、いつものように昼寝をする。
 目覚めたときはすでに夕方。
 けっきょく、絶好の農作業はできなかった。

 明日から、天気は崩れてしまう。
 運命は過酷だ!?
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正月の地すべり現場

2015-01-12 20:41:30 | 風景
 わが家から車で5・6分の所で起きた地滑り現場の正月。
 上の部分の補強工事はほぼ終了し、現在は直下の河川工事に集中している。
 それにしても、勇壮な光景だ。

                     
 犠牲者が出なかったのがさいわい。
 広島の土石流でディペロッパー被害のあった事件を考えると、過疎でよかったのかもしれない。

 上の部分が終わり、真ん中部分の工事は4月から着工されるようだ。

                     
 地すべりの原因は、川の浸食作用によって崖下の基盤が脆弱になったということらしい。
 今回は、向かって右側に迂回の仮河川を作り、その間に本流を強化工事をしたということだ。
 その工事も終わり、仮河川を埋め戻している。
 道理でダンプがひきりなしに走っている。

       
 看板の絵でそれを伝えるとはさすがのおもてなし精神。
 これらの工事で、地元経済は潤ったのだろうか。
 やっぱり一部地元の会社だけなのだろうか。
 
         

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