山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

植樹祭に参加する

2018-03-11 19:56:25 | 春野山の村

 桜の森づくりを着手している「春野山の村」の植樹祭に参加する。植樹した桜は山梨県韮崎市の「王仁塚の桜」(日本武尊の王子の埋葬地であり王仁族の住居地という)などでエドヒガンだ。急傾斜で足場が悪く歩くのも大変な場所だった。

      

           

 

 その後、宇宙へ飛行した「宇宙桜」と「宇宙スミレ」の贈呈式が行われた。山梨で国の天然記念物ともなっている「山高神代桜」も宇宙飛行をして帰還した種から苗木になったものだ。貴重な苗木はフラワーパークと春野山の村に1本ずつ寄贈された。

 

           

                                                 

  宝塚の白井鐵三の関係で「宇宙すみれ」は春野で育てられ、それはフラワーパークの塚本このみさんに贈呈された。塚本さんは毎年元旦には大杉の「春野杉」に会いに来るという。式の後、贈呈された「山高神代桜」の植樹をみんなで行う。

  東北大地震で亡くなられた人は、2万人を越える。7年たつというのにいまだ被災地に帰れない人が5万人もいる。原発をいまだ捨てられない利害にしがみつく企業・政治家を許してしまうわれわれの体質。きしくも、森友問題で行政の書き換え文書、偽造してまでも政治家を守ろうとする官僚。公務員は国民のためでなく政治家保身のためであることを露呈してしまったきょう。これらこもごもに黙祷。      

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ハッサクを収穫に

2018-03-10 20:31:28 | 農作業・野菜

 突如電話がかかってきて、ハッサクを収穫することになった。あわてて奥山に向かう。奥山の国道では土砂崩れがありしばらく迂回路で渋滞を待つ。やっと現場に着いたら、先ほどまで猿がやってきて追い出したばかりだという。そういえば、ハッサクの木の近くには猿が食べ散らかした残骸が散らばっている。

 

           

 ダンボールいっぱいに収穫していただいてくる。食べきれないので一部を知り合いにお裾分けする。最近はミカン類が不作だったせいで価格が高騰していてなかなか手が出せなかった。渡りに舟で大切にいただくことにする。突然の電話に感謝。

 

          

 帰りの道路には夏ミカンだろうか、採り切れないミカン類が落ちていた。その山にはたわわのミカン類が実っている。高齢化で採り切れないのだろうか、そういう手つかずの木をいくつも後にする。有効に生かせる道がないのだろうか、といつものように思いながら帰路につく。

     

 

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春を食べる・愛でる最初はこれ!

2018-03-09 19:51:59 | 植物

 畑のフキノトウはまだまだだけど、陽当たりのいい道路わきにでていたフキノトウをちょっぴりいただいく。食べるにはすでに遅いが、手が先に出てしまっていた。

 

          

 天ぷらが一番うまいと思いさっと揚げてみる。食べるとほんのり春の苦みを発していた。むかしは5月の北のキャンプ場で見つけてはよく食べたものだ。わが畑では収穫し過ぎたせいか、つまり食べ過ぎたせいか繁殖が弱くなってしまった。

 

               

 早春といえば、このシソ科のホトケノザとオオイヌノフグリが常連だ。両者とも畑のあちこちで群落を形成している。「蓮華座」と言われる「仏の座」が確認されるので、わかりやすい。春の七草の「ホトケノザ」は、これではなくキク科の「コオニタビラコ」なので紛らわしい。

 

  

 オオイヌノフグリ(オオバコ科)は帰化植物だった。青い花は1cmほどの大きさだ。いわゆる「イヌフグリ」は在来種で紅紫色の花が3mmほどの小ささで、絶滅危惧種にもなっている。今までこの違いにあまり気がつかなかったのでこれから注意してみよう。

       

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防寒カーテンをやっとつける

2018-03-08 21:19:56 | リフォーム・屋内作業

 カーテンを下げるポールはとっくにつけてあったが、カーテンそのものを吊り下げる部品が足りなかったり合わなかったりしたため、なんども買いに行ったり、ネットで注文したりして、やっと設置に至る。注文したリングはホームセンターに置いてなかったので、ネットで注文したら二度にわたり中国から届いた。どうも遅いと思ったよ。

 

      

           

 相変わらず計画が緻密でなかったので、たびたびホームセンターに買いに行く。これで台所から侵入する寒風はとりあえず阻止するはずだ。去年に設置完了のはずだったが春の便りが届くころできたのはいかにものんびり過ぎる。

 再び大雨が襲ってきた。雨はキノコや野菜にはいいのだが、あまり暴雨だと土砂災害が心配になる。国道の水たまりに車が入ると車が大きく揺れるので、ゆっくり走ることにする。

 

 

   

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小梅にシイタケに

2018-03-07 17:04:59 | 農作業・野菜

 一昨日の大雨は春をぐーんと引き寄せた慈雨でもある。裏の畑の小梅の花がいつの間にか咲いていたのだ。時間は確かに刻まれているのだ。ついつい、きょうもきのうも同じように見えた環境も実は刻々と時間は動いていたのだ。

 

     

 放置されていた小梅もいつの間にか大きくなって手が届かないくらい高くなってしまった。強剪定するにしても足場がかなり悪いので、つい手が付けられなかったのだ。それでも、この花のおかげで春がいよいよ来ていることを告げてくれたのだ。ウグイス嬢はまだ来ていないが美しい声を聞くのもこれからの楽しみの一つだ。

 

              

 その傍らのほだ木には、冬の寒さを耐えたシイタケが慈雨とともに次々膨らんできた。晴天続きだとなかなか大きくはならない。越冬した野菜やシイタケは味の深み・甘さが違う。それを楽しめる季節がいよいよ開幕する。思う通りに動かなくなった老体だが、元気のパワーを浴びるとしよう。   

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ジャガイモの植え付け完了

2018-03-06 20:20:45 | 農作業・野菜

 ずいぶん春めいた気候になってきた。こりゃー、ジャガイモの植え付けに絶好だというわけで、昨年の残った「メイクイーン」「男爵?」「シャドークィーン」から植え付け用の種を選ぶ。

 

        

 黒マルチを終えたCゾーンの短い畝にそれぞれジャガイモの種を植えていく。「メークィーン」は少なかったので全て種にする。比較的病気にも強いので、このところ種を買わず自前で栽培している。また、紫色の「シャドークィーン」も繁殖力が強い。

 

                  

 購入したのは「北海こがね」1kgだけ。小粒の種だったので予定より2畝に増えた。フライドポテトや煮物にあった品種だそうだ。いつも、4月にずれこんだジャガイモの植え付けを3月中にできたのが意外な感じ。

 

      

 去年の残り物のミニジャガイモを素揚げして夕飯にする。形は悪いがすぐにお腹がいっぱいになる。昨日の大雨が嘘のような一日だった。周りの植物は生き生きとしていた。

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土砂降りの雨のフキノトウ発見

2018-03-05 21:22:12 | 植物

 今までの雨不足を解消するかのように土砂降りの雨が終日続く。そんななか、近くの道路傍で「フキノトウ」を発見。少しいただくことにする。わが畑ではその兆候はまだまだだ。

 

        

 そのかわり、埋めっぱなしだったスイセンの蕾がいつのまにか膨らんでいた。街中ではすでに花が咲いているが、わが地区はまだ冬を固辞している。

 

                    

 畑の脇ではいただいたチューリップの芽がひょっこり出てきた。このところの春めいた暖かさに敏感に反応しているんだね。すごい感性だね。

 「山の楽市」の取り組みが始まっている。すでに打合せを3回もやっているという画期的な取り組みになっている。しかも、わが集落も参画する方向で明後日女性部の会合をすることになった。やっとここまで来た。

 シイタケ農家の方と立ち話したとき、地域にはそのすじの職人・名人がいることがわかった。つまり、「山の楽市」はそういった人を発掘していく場であることを再認識した。

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廃校は茶工場となりそして

2018-03-04 20:50:03 | 歴史・文化財

 春野町の歴史といえば、その中心の町は「犬居」だった。歴史に出てくる資料の殆んどが「犬居」で、往時を偲ぶ旅館もいまだに残っている。その隣の地域に「廃校」があった。言われてみてはじめてそこが小学校であることがわかった。その玄関の屋根を見ると、「学」の文字がある瓦を発見。

 

           

 山に囲まれた学校としてはL字型の校舎だったので、そこそこ生徒は多かったに違いない。タンクや煙突は廃校後に茶工場に活用された痕跡がある。瓦葺の校舎が珍しい。今は倉庫になっているようだ。

 

           

 木造の教室の周辺はさすが荒廃が目立つ。少子化を克服する対策に効果を出してきたフランス・スウェーデンは、保育充実・育児休業制度・年金加算・所得減税・高校までの学費無料などきめ細かな対策を打ち出している。それ以上に、地元に仕事がないというのが致命的だ。

 その意味では、自分の生き方をどの照準にあわせるかが問われているともいえる。ただし、最近は生活は貧しくとも自分にあった生き方・働き方をあえて自分で選択している若者がちらほらでてきているのが頼りだ。  

 

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ツル植物はあなどれない

2018-03-03 20:33:11 | 路上観察

 道路から川を覗いてみたら、フジヅルだろうか、木の上から川面を突き破ってるではないか! 魚を釣っているのだろうか、川から子孫を伸ばそうというのだろうか、夏の暑さを逃れるのではない、今は冬なのだ。あえて寒さを体感する修行を決意したのだろうか、崖下なのでまだインタビューはできないでいる。

 

      

 街中の道路を歩いていたら、アルミの塀の格子を曲げてしまったツル植物を発見。しっかり巻き付いているので半分は飲み込まれてしまったようだ。これも藤の仲間に見えるが、かねがねツル植物のしたたかさに驚異を抱いていることに変わりはない。

 

       

 

          

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広島から宅急便が

2018-03-02 21:15:36 | 食彩・山菜・きのこ

 

      先日、広島から宅急便が届いた。開けてみると、広島のカキが二品目入っていた。さっそくぱくりといただく。たしかにカキの食感を楽しめる焼牡蠣と缶詰だった。汁はもったいないので鍋に入れたらなかなか味もいい。

 

  

 それに、厳島名物のもみじ饅頭。それには、小豆・クリーム・チョコ・抹茶味が入っていた。食べきれないので近所のジイジにもおすそ分けする。やっぱりオーソドックスな餡子が一番うまい。

                 

 広島菜はまだ食べていないが、温かいご飯に乗せたらうまそうだ。日本の三大漬菜といえば、信州の野沢菜・九州の高菜、それに広島の広島菜だ。広島菜は白菜の一種だそうだ。合成保存料・合成着色料が使われていないのが素晴らしい。

 冬は畑の野菜類が枯渇しているので、ありがたくいただく、合掌。        

 

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