山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

オシャレな味はジジーも満足!!

2021-11-10 21:52:07 | 特産品・モノ

  ふだんインスタント食品は食べないようにしているオイラだが、日清のカップメシシリーズには惨敗だ。先月末にはカレーメシ(キーマ)とぶっこみ飯(チキンラーメン味)を食べたが、今回は、「オシャーメシ」シリーズの「酸辣湯(スーラータン)」とぶっこみ飯(カップヌードル味)を賞味した。

           

 この「オシャーメシ」の意味がわからないが、どうも「オシャレな味の飯」を言いたいようだ。つまりは女性向けのまろやかな味と57gの内容量(おにぎり1個分)という軽量なのだ。さて、「酸辣湯」(スーラータン)は四川料理系の鶏ガラスープ味をベースにしている。

 そこへ、ラー油・黒酢・生姜・胡椒などで酸味とピリ辛をまろやかに演出している雑炊だった。キクラゲとネギは中国産だけどやっぱり国産にしてほしい。この味と内容量ならジジーでも食らいつけるぞ。

          

 前回のぶっこみ飯は、チキンラーメンにご飯が入っている印象だった。今回はカップヌードルにご飯が入っているそのもののようだった。両者の素材が邪魔せず調和しているのがスゴイ。伝統のカップヌードルを活かしたお米って、どういう銘柄なのだろうか。内容量が90gだからそこそこお腹は満足できる。ネーミングからしてこちらは男性を意識した戦略だ。お代りしたくなる誘惑と闘わなくてはいけない。 

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きょうもミズナ、きのうもミズナ

2021-11-09 21:12:36 | 野菜・果樹

 日本原産の京野菜「ミズナ」を毎日食べている。秋に葉物野菜がなくて困っていたのであわてて種を蒔いたのが「ミズナ」だった。何とか間に合ったが、種袋全部を蒔いてしまったので密植状態となった。間引きしながら毎日のように「ミズナサラダ」をいただく。さいわい、収穫した柿を混ぜるとなかなか旨い。

                  

 むかしの水菜は4kgもあるような白菜くらいのデカく重いものだった。鍋や漬物に使われたようだが硬いのが難点。それを消費者の口にあうよう改良したことで、平成に入ってからは全国に波及。今では、茨城県が出荷量全国1位(京都の4倍以上、京都は4位)となっている。

 おかげでシャキシャキの柔らかい生野菜を堪能している。しかし、収穫を怠ると硬い大きな水菜になってしまうのは経験済み、せっせといただきましょう。きょうも知り合いにダンボールに入れた水菜をプレゼント。葉物野菜を作るのをつい忘れてしまう農作業ではあるが、やはり常時畑にあるようにしたい。  

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もう「ジュウネン」は長生きしたい!!

2021-11-08 21:54:44 | 農作業・野菜

 野生化した「エゴマ」を畝に移植して栽培してきて、いよいよ収穫。先日、和宮様は自らそれを収穫してせっせと天日干しをなさっておられる。ここ数年、エゴマ油が注目され農協も油搾りに力を入れている。それでもなかなか高価な商品ともなっている。

               

 和宮様の手仕事のおかげで種がけっこう鍋のなかに溜まってきた。どれだけ油にできるかはわからないが昨年手動の家庭用小型油搾り機を確保した。これを作動させてなんとかエゴマに含まれている脂肪酸から、「生きるエネルギー源」を確保したいものだ。

    

 また、エゴマの種のレシピも焼きおにぎり・ふりかけ・エゴマ味噌など開拓する余地はあるようだ。これらを食べれば、十年は生きられるというのでエゴマは「ジュウネン」とも呼ばれているほどだ。とりわけ血液の循環をよくする脂肪酸は体内からではなく食物からしかできないという。つまり、植物や魚などからしか摂取できない。もう十年なんとか命を伸ばすにはエゴマを摂取するっきゃない、というわけかー。

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稲藁の次は肥料

2021-11-07 21:56:01 | 出会い・近隣

 そして、稲わらの次は木材チップを発酵させた肥料をもらいに近所に行く。「好きなだけ持っていきな」といつも言ってくれる。といっても、車に積める量は意外に少ない。今年になっていただくのはこれで3度目となる。

 手持ちの空き肥料袋は20枚しかなかったが、車に積んだのは18袋だった。軟な体にはこんな作業でも腰が痛くなってくる。腰に負担がかからないようにするが、運搬もけっこうずっしりとくる。これだけの肥料をお金に換算するとけっこうな数字になる。ありがたい。

              

 しかも、里芋をダンボールひと箱分をその場で掘り上げていただいてきた。里芋はイノシシの好物なので今年も栽培を断念したものだった。同じ地域なのに、イノシシが出回る頻度はずいぶん違うのだ。そうして、わが家の空いている畑に運搬。つまり、わらの隣に置いたというわけだ。ただし、長く置いておくとシロアリが発生するので土壌に漉き込むスピードを速めて、土壌改良にしていきたい。都会とは違う田舎のつながりが快適だ。

           

 このところの都会の電車内での傷害事件が絶えないが、人間の孤立化・孤独化が侵攻している。もともと人間は孤独な存在なのだ。それを埋めていくのが人とのつながりだ。そのつながりは待っていても形成できない。みずからが働きかけないと獲得できない。地域に対して、相手に対して、自分なりにできることとは何かを考え無理なくやってみるということが要だ。

 そうしたなかで人との手応えやありがたさを実感できる。そんな波動を受けたのが例えば今回のわらであり肥料でもあった。過密から過疎への変転から、オイラが十年以上をかけて得た結果でもあった。それは自分が生きているという実感を持てることとは何かを試みる日々だったということでもある。  

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「わらぼっち」のある風景から

2021-11-06 21:41:51 | 出会い・近隣

 米作りをやっているAくんから「稲ワラがあるけどいかが」との連絡があり、二つ返事で田んぼに急行する。田んぼのすべての稲はとっくに刈り取られ、ところどころに稲わらの「わらぼっち」が築かれていた。

   

 むかしはこの藁を田んぼに漉き込んで有機肥料にしたり、わら細工にしたり、お宮の注連縄づくりなどに活用されている。しかし、田舎の過疎化の進行とともにそれを担う人材も少なくなり、せいぜい藁を焼くくらいしかできなくなってきた。

      

 野焼きするのもけっこう時間がかかるという。そういえば野焼きを中断した跡もあった。その野焼きもできるだけやらないようにとのチラシが当局から回覧されてくる。農協もこれからの農業の方向性を指導できる人材もいない。手がかかる有機農法にはとても過疎地には辛い。となると、化学肥料にますます依存するしか選択肢がない、としか言いようがない。

 A君の作ったもち米の天日干し「はさがけ」が残っていた。端正に作り上げたAくんの優しさが風景となっている。そんな情景を借景に、わらぼっちのいくつかをいただく。車にぎゅうぎゅうに詰めても全部はとても乗せきれない。

            

 家まで運んでなんとか空いている畑に運ぶ。わらを束ねてあるので、敷き藁のマルチにはやりやすい。わらは貴重な肥料でもあるが最近の農家にとっては残念ながらお荷物ともなっている現状だ。家庭菜園もどきのわが家にとっては葉もの野菜や庭の草花のマルチや土壌改良にはもってこいのアイテムとなる。運搬に汗が流れたが、ありがたーい贈り物だったのは間違いない。

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山ふところの ことしもここに 竜胆の花

2021-11-05 23:15:28 | バタフライガーデン

 近くの耕作放棄地のススキヶ原に咲いていたリンドウをプランターに移植。そうしてしばらくぐうたら放置だったのにもかかわらず、毎年花をつけてくれた。大いに楽しませてもらったそのリンドウをバタフライガーデンに定植する。そのリンドウにまたもや花が咲いてくれた。

  山頭火は「山ふところの ことしもここに 竜胆の花」と詠んだ。山頭火を癒すリンドウの花の凛とした姿が伝わってくる。心の起伏を怜悧に定めるリンドウの花から教わる山頭火の感性・謙虚さが素晴らしい。

 

     

 そこには、プランターから地面に移行して伸び伸びとしていたリンドウの精気が漂っていた。これからも山頭火が感じたような波動をまき起こしてもらいたい。茎頂に花が数個あることから、このリンドウは「フデリンドウ」のようだ。リンドウは秋の季語。茎頂に花が1個だけの場合は「春リンドウ」。

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混乱の原因は「伊達騒動」がルーツか!??

2021-11-04 23:17:02 | バタフライガーデン

 ガーデンの草取りをしていたら、センダイハギの実ができているのを発見した。実のふっくらしている形状にはどこかで見たような気がしたが思い出せなかった。センダイハギの背丈は1mくらいの高さがあり、数本が倒れていたので支柱を立てて誘引作業を行う。

     

 その後、センダイハギの実を調べたら、上の画像(「mirusiru.jp」のwebから)のように扁平しているのだった。ということは、さっき見た実は、センダイハギではない可能性があるということだ。園芸種だったかもしれないと検索したがなかなかわからない。しかも、種の様子がこの扁平くんとふっくらくんとがネットでは混在している。

 そのうちに、緑肥であり、線虫防止用の「ネマキング」という帰化植物であるのを発見する。正式名は、「クロタラリア・スペクタピリス」と舌を噛みきりそうな名前だ。これかもしれない。

               

 そういえば、「ベビーマラカス」の実に似ているので、それを検索してみたら、緑肥でもあるという。そうであるなら、10年前に友人のツガル博士からその種を貰って畑に植えたことを想いだす。なあんだー、センダイハギと思っていたのはベビーマラカスだったのだ。なんという記憶の曖昧さよと愕然とする。

 センダイハギは、歌舞伎が史実の「伊達騒動」をアレンジしたイメージと東北の名産だったミヤギノハギとをドッキングしてつけた名前のようだ。つまりは、ネットの混乱はセンダイハギとベビーマラカスことネマキングとを区別していなっかったせいでもある。それほどに、花などは似てはいるが実は全然違う。これからは「ネマキング」いや通称の「ベビーマラカス」と呼ぶことにする。こうした混乱はまさに「伊達騒動」の霊気が波動したものに違いない。

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まもなく収穫のはずだけど

2021-11-03 21:46:53 | 農作業・野菜

 今年のキウイフルーツのできは収量から言えば少ない。剪定のし過ぎだろうか。とは言っても、量は少ないながら大きさはやや大きい気がする。昨年は11月1日に収穫した。和宮様からは「まだ霜の恐れがないからもう少し待て」とのご拝命があったのでまずは様子を見ることにする。

   

 キウイと言えば、オイラの小さいころには見たことさえなかった。それもそのはず、中国原産のキウイはニュージランドに渡り、1934年ごろから商業栽培が始まり、日本に輸入され始めたのが1965年ごろという。だから、オイラが高校生くらいに出回ったばかりだったのだ。歴史は意外に浅い果物だったというわけだ。

 温暖化の影響があるのか、収穫はやはり来週になりそうだが、収穫があれば夏くらいまで毎朝のように飲む野菜ジュースの主力果物となる。今回は収量が少ないのでいつまで使えるかは未知数だけど。

   

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無事、冬越えできるかな!?

2021-11-02 21:46:38 | バタフライガーデン

 残っていた「タチアオイ」の種をポットに追加播種していたところ、芽が出てきたので再びガーデンに植えることにする。雑草を草刈りしながらの追加定植だったのでけっこう時間がかかってしまった。今回は株間を短くしながらの作業だった。

       

 今年の6月に娘に植えてもらったタチアオイはいくつかは消えてしまったものもあったが、全体的には8枚以上の葉をつけなんとか育っていた。そんなとき、もみ殻をいっぱいいただいていたので、冬を乗り越えていくためにもタチアオイのまわりにマルチする。

          

 霜が降りてしまうと一夜にして壊滅的ダメージが襲う。だからできうれば、ススキやワラなどをさらにマルチにしていきたいところだ。中山間地の気温差は大きいので油断はできない。特産のお茶はこの気温差があるから旨みも深いのだけれど。ただし、そのお茶も価格が低迷しまた後継者もいなくなって茶畑を抜根する風景が増えてきている。つまり、わが家の茶畑の抜根状態へとなっていくわけだ。そうして、過疎はじわじわと浸透していく。地方を破壊して都市を膨満する政治を許してきた結果だ。今回の選挙結果はそれを食い止める新たな政策は期待できない。それ以上に、農村も農協もそうした流れに手を貸しているのがオイラの実感だ。

       (画像は、web「ビギナーズガーデン」から)

 つい脱線してしまったが、選挙で政治は変わらない。いや、変わらないのは国民の傍観している意識だったのではないか。

 さて、冬越えに成功すれば、上の画像のような花が開花するはずだ。どんな色の花になるのかは今の段階ではわからない。また、花には一重咲や八重咲もあるがそれもわからない。それは来年の夏の開花を楽しみにするっきゃない。              

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野生化したトマトに実が

2021-11-01 22:01:34 | バタフライガーデン

 抜根した跡地に知らないうちにトマトができていた。あわてて支柱を立てる。ここにトマトが生える理由がわからない。生ごみは撒いていないはずだし、もちろん種を蒔いた記憶もない。カラスがそこに実を捨てたとしか考えられない。

              

 5本以上は芽が出ていた。根っこの出てきた場所は、残念ながら枯枝を積んだ柵の中からなので、肥料をやるのは難しい。野生力を期待するしかない。トマトは思うように生育できないのに野生でできるトマトは力強い。そろそろ晩秋に突入してきているので霜の心配があるし、太陽の日差しも弱い。その意味では、これから赤い実が一つでもできるだけでもありがたい。

              

 いっぽう、トマトハウスの中ではミニトマトが実をつけていたのを発見。とっくにトマト栽培は終わったと判断しトマトハウスの解体を始めだしたところだった。画像は幾つぶかのミニトマトが赤くなっていたので収穫したあとのものだ。律儀なミニトマトに感謝するばかりだ。どうも、繊細なトマトはぐうたら栽培のほうがうまくいくような気がしてならない。 

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