田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

ハッサクの房の皮むき器(2024/3/28)

2024-03-29 11:37:54 | 田舎生活のイノベーション
昨日までの冷え込みが終わり、今日は暖房用のエアコンなしで、気持ちよく過ごせる。

 今年の3月、農園のお隣のIKさんのお宅のハッサクを何度か収穫。
一人暮らしで、高いところにあるハッサクは取れないというので、私が脚立を持ちだして、立派なハッサクを収穫、IKさんと畑友達のY夫妻と我が家の3軒で分け合っている。
沢山取っても、特に房に小分けした後の、皮むきが面倒。
指の爪に力を込めて房の上の部分を裂くのが一苦労。
面倒なので、妻が剝いてくれたのを食べるのがマイブーム。
そう沢山は妻も皮むきはしない。
しかし、このハッサク、日当たりが良く、下に水脈も通っているようで、毎年たわわに実がなっている。

 先日、Y夫妻が農園に来た時、ハッサクの房の上部をきれいに切断したものを、袋に入れて持ってきた。
 皮を剥くのが簡単で、聞くと、専用の房の上部の切断道具があると。
Yさんは、近くのDIYのキッチンコーナーで買ったと。

 今度探して我が家でも買おうと話していたら、Y氏がDIYで買ってきてくれた。
 460円、商品名は「ムッキーちゃん」。

 房を切りたい上部を下にして、溝に置いて滑らせると、スパっと切れ目がはいる。
 手の指に力を込める必要なし、妻が剥いでくれたようなラクチン道具。
 ネットで見ると、新潟のメーカーが発売(特許をとっている)、もう7年になり、特にミカン農家が、文旦やハッサクの出荷に合わせて、この「ムッキーちゃん」を同梱している。
 単品でも500円前後で、楽天などで手に入る。

 昨日は、一人でハッサク一個を夕食後のデザートにペロリ。
甘さと酸味が強く美味しいのだが、少し苦みも。
 少ししか食べていない今までだと、この苦み気にならなかったが、なんだろと、気になり、ネットで調べると、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用があるとのこと。
 細胞の老化を防ぎ、遺伝性の高血圧やら、糖尿やらの発症を防ぎ、脳の運動神経の老化のパーキンソン病も防いでくれるのだろう。

 IKさんの畑のハッサク、見事な実が取る人もなく、落下して腐るに任せていたのだが、「ムッキーちゃん」のお蔭で、私も脚立を運んで収穫する気になり、IKさんや我が家の食卓をこれから毎年賑わせてくれそう。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« アスパラガスの畝に牛糞を敷... | トップ | 菊芋の植え付け、ヤーコン(ア... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

田舎生活のイノベーション」カテゴリの最新記事