昨日までの冷え込みが終わり、今日は暖房用のエアコンなしで、気持ちよく過ごせる。
今年の3月、農園のお隣のIKさんのお宅のハッサクを何度か収穫。
一人暮らしで、高いところにあるハッサクは取れないというので、私が脚立を持ちだして、立派なハッサクを収穫、IKさんと畑友達のY夫妻と我が家の3軒で分け合っている。
沢山取っても、特に房に小分けした後の、皮むきが面倒。
指の爪に力を込めて房の上の部分を裂くのが一苦労。
面倒なので、妻が剝いてくれたのを食べるのがマイブーム。
そう沢山は妻も皮むきはしない。
しかし、このハッサク、日当たりが良く、下に水脈も通っているようで、毎年たわわに実がなっている。
先日、Y夫妻が農園に来た時、ハッサクの房の上部をきれいに切断したものを、袋に入れて持ってきた。
皮を剥くのが簡単で、聞くと、専用の房の上部の切断道具があると。
Yさんは、近くのDIYのキッチンコーナーで買ったと。
今度探して我が家でも買おうと話していたら、Y氏がDIYで買ってきてくれた。
460円、商品名は「ムッキーちゃん」。
房を切りたい上部を下にして、溝に置いて滑らせると、スパっと切れ目がはいる。
手の指に力を込める必要なし、妻が剥いでくれたようなラクチン道具。
ネットで見ると、新潟のメーカーが発売(特許をとっている)、もう7年になり、特にミカン農家が、文旦やハッサクの出荷に合わせて、この「ムッキーちゃん」を同梱している。
単品でも500円前後で、楽天などで手に入る。
昨日は、一人でハッサク一個を夕食後のデザートにペロリ。
甘さと酸味が強く美味しいのだが、少し苦みも。
少ししか食べていない今までだと、この苦み気にならなかったが、なんだろと、気になり、ネットで調べると、ポリフェノールの一種で、抗酸化作用があるとのこと。
細胞の老化を防ぎ、遺伝性の高血圧やら、糖尿やらの発症を防ぎ、脳の運動神経の老化のパーキンソン病も防いでくれるのだろう。
IKさんの畑のハッサク、見事な実が取る人もなく、落下して腐るに任せていたのだが、「ムッキーちゃん」のお蔭で、私も脚立を運んで収穫する気になり、IKさんや我が家の食卓をこれから毎年賑わせてくれそう。
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